所属会員
副理事長
●市民の政治関心を高める委員会
委員長 丸山 純平
担当常任理事 黒地 勝也
【スローガン】
まずは一歩踏み出そう 〜まちづくりは楽しく!〜
【基本方針】
現代日本の民主主義社会において、市民の多様な価値観を反映して政策を選択する政治システムを成熟させていくには、投票率の向上を始めとする、より多くの市民の政治参加が必要不可欠です。
私たちが住む高山市では少子高齢化が進む一方で、地域内に進学先や就職先が少ないために若者の市外流出も激しく、地域の将来を担う若者の意見はとても貴重なものとなっております。ですが、2018年に行われた高山市長選挙では、若年層(20歳から40歳)の年代別投票率はいずれも全体の平均投票率である61.94%を下回っており、相対的に若者の意見が市政やまちづくりに反映されにくい状況となっております。
20歳から40歳までの青年経済人で構成される青年会議所だからこそ、高山市に住む若者の先駆者として、若者の声を主導してまちづくりの場に反映させていくことが求められています。
しかしながら、多くの若者は日々の仕事や生活で忙しく、政治や地域課題を考える余裕はなかなかありません。まちづくりをなんだか堅苦しく、難しいものだと捉えている方も多いかもしれません。ですが、同じ高山市に住み、日々の生活を営む市民として、少なからずこの高山市の好きなところがあり、より良い地域にしていきたい想いがあるはずです。そんな想いこそがまちづくりの原点であり、そうした市民の日々の悩みや課題を解決することこそが政治の本来の役割ではないでしょうか。
だからこそ、市民の政治関心を高める委員会では「まずは一歩踏み出そう 〜まちづくりは楽しく!〜」をスローガンに掲げ、高山市の若者が気軽に楽しくまちづくりに参加できるように、参加への一歩目を支援するさまざまな事業を展開していきます。また、私たちの事業を通して政治に参加するようになった若者はきっと、その後年齢を重ねても政治参加し続けてくださることが期待できるため、今はまだ選挙権が付与されていない高校生を始めとする10代の青少年も事業の対象とします。
最初は小さな一歩だとしても、いずれは若者の声がより反映される地域につながり、結果として高山JCの理念である「明るい豊かな地域社会」の実現につながると信じて、事業を行います。