所属会員
委員会
●寺子屋委員会
委員長 小原 正寛
担当常任理事 中澤 淳
【スローガン】
Practice makes parfect
〜習い慣れよ〜
【基本方針】
高山青年会議所は、「明るい豊かな地域社会」の実現を理想とし、会員一人ひとりが自分の住む地域社会に働きかけ、良い影響を生み出そうと活動してきました。その活動は一日で成るものではなく、これまで歩んできた66年の歩みの中で築かれてきました。しかし、入会間もない会員はすぐに高山青年会議所のビジョンを持って行動することは難しく、「明るい豊かな地域社会」の理想実現に寄与することは困難です。
私は「まずは行動する」ことで、入会間もない会員も何をしたらいいのか、どうしたら協力してもらうことができるのかが見え、高山青年会議所のビジョンを持った人材になっていくことができると考えます。私が考える「行動する」とは人の話を聞き学び、学んだことを自らで率先して失敗を恐れずに実行に移すことです。実践したことが経験となり自らの力とすることができるのです。そして、その力を仲間と協力して発揮することで社会に影響を与える青年会議所らしい事業を行うことができるのではないでしょうか。
新入会員にとって入会一年目は青年会議所の基礎を学ぶ重要な年です。しかし一年間ただ学ぶだけでは身につくことに限りがあります。新入会員には青年会議所の基礎を学ぶことだけではなく、新入会員一人ひとりが主体性をもって考え行動できる場を作ります。主体性をもち行動することで、青年経済人として当たり前のことを当たり前に行える力を身につけ、またやりがいや喜びに溢れ青年会議所の活動への理解を深めることになります。
そのために新入会員は一年間の基礎研修並びに各事業に積極的に参画し、地域の活性化の事業へ共に活動を行い、自身の学びを深めさらにその学びを実践します。この活動で得た経験によって青年会議所の活動だけにとどまらずこれまでの人生では得られなかったような自己変革を促すことができると考えます。寺子屋委員会では新入会員のエンパワメントに注力し青年会議所に入会したことでJAYCEEとして、そして青年経済人としてこれからの高山のまちづくりを担える人材へと成長できる一年間となるように努めて参ります。
委員長 和泉 誠
担当常任理事 洞口 航
【スローガン】
魅力あふれるJAYCEEへ
【基本方針】
私たち高山青年会議所は66年という長い歴史を築いてまいりました。その歴史の中で先輩方は、修練・奉仕・友情の三信条のもと、社会的課題に取り組み様々な事業を成し,多大な功績を残されました。私たち現役会員はその意思を受け継ぎ活動を継続する中で、この度一般社団法人へと移行し、変革(トランスフォーム)をもたらすことで、新たな高山青年会議所の歩みを進めてまいります。
皆さんが高山青年会議所に入会した理由は何でしょうか。地域貢献のため、仲間づくりのため、自己成長のため、おもしろそうだから、さまざまな思いで入会されたことと思います。私が入会した理由は、仲間づくりと自己成長です。私が求めていた自己成長とは、社会のため地域のためではなく、自身が幸福になるためのものでした。今でも根本は変わっていませんが、さまざまな事業に携わることで、青少年育成やボランティア・まちの発展など、多くの社会的課題に興味を持つことができました。地域のために活動することの大切さに気づけたのは紛れもなく自己成長したからです。この経験から、私たちがJAYCEEとして更なる成長を遂げることは、社会的課題解決への意識の高まりへとつながり、私たちが行動することで高山がより良い方向へと進むことにつながると考えます。
そこで当委員会では、一般社団法人として新たに迎えたこの年に、会員の資質向上を目的とした例会を行います。JAYCEEとして、高い品格と教養を身に付けていただくことで個人の魅力を磨いていただき、他者を知り個性を活かす方法を学ぶことでJC運動を更にレベルアップしたいと考えます。私はJAYCEEとしての成長は自己成長のみならず、「明るい豊かな地域社会」の実現につながるものでもあると考えます。そのために高山青年会議所の会員全員が地域に影響を与える青年経済人として更なる成長が遂げられるよう今年一年活動してまいります。
委員長 丸山 純平
担当常任理事 黒地 勝也
【スローガン】
まずは一歩踏み出そう 〜まちづくりは楽しく!〜
【基本方針】
現代日本の民主主義社会において、市民の多様な価値観を反映して政策を選択する政治システムを成熟させていくには、投票率の向上を始めとする、より多くの市民の政治参加が必要不可欠です。
私たちが住む高山市では少子高齢化が進む一方で、地域内に進学先や就職先が少ないために若者の市外流出も激しく、地域の将来を担う若者の意見はとても貴重なものとなっております。ですが、2018年に行われた高山市長選挙では、若年層(20歳から40歳)の年代別投票率はいずれも全体の平均投票率である61.94%を下回っており、相対的に若者の意見が市政やまちづくりに反映されにくい状況となっております。
20歳から40歳までの青年経済人で構成される青年会議所だからこそ、高山市に住む若者の先駆者として、若者の声を主導してまちづくりの場に反映させていくことが求められています。
しかしながら、多くの若者は日々の仕事や生活で忙しく、政治や地域課題を考える余裕はなかなかありません。まちづくりをなんだか堅苦しく、難しいものだと捉えている方も多いかもしれません。ですが、同じ高山市に住み、日々の生活を営む市民として、少なからずこの高山市の好きなところがあり、より良い地域にしていきたい想いがあるはずです。そんな想いこそがまちづくりの原点であり、そうした市民の日々の悩みや課題を解決することこそが政治の本来の役割ではないでしょうか。
だからこそ、市民の政治関心を高める委員会では「まずは一歩踏み出そう 〜まちづくりは楽しく!〜」をスローガンに掲げ、高山市の若者が気軽に楽しくまちづくりに参加できるように、参加への一歩目を支援するさまざまな事業を展開していきます。また、私たちの事業を通して政治に参加するようになった若者はきっと、その後年齢を重ねても政治参加し続けてくださることが期待できるため、今はまだ選挙権が付与されていない高校生を始めとする10代の青少年も事業の対象とします。
最初は小さな一歩だとしても、いずれは若者の声がより反映される地域につながり、結果として高山JCの理念である「明るい豊かな地域社会」の実現につながると信じて、事業を行います。